お客が少なく、暇になる時間帯を指します。逆に、来店数が多く、忙しい時間帯は「ピークタイム」。アイドルタイムには、スタッフに休憩を取らせたり、仕込みなどをしたりします。お店によっては、一時閉店し、夜間ピークタイムに備えます。
古い食材のことを「兄貴」、新しい食材のことを「弟」と呼びます。通常、調理するときは、古い食材、つまり「兄貴」から使います。先入れ先出しと同じ考え方です。
シルバーとは、ナイフ、スプーン、フォークを指します。
バッシングとは、テーブルから食事が済んだ空いたお皿などを片付けることを指します。
例:「あそこのテーブル、バッシングお願いします」
ヤマとは、売切れたり、品切れになったりすることです。居酒屋でよく使われる隠語です。「ヤマる」とも使えます。ヤマると買い出しに行くことも。
例:「豆腐、ヤマです」「ネギ、ヤマった」
テーブルから空いたお皿などを片付けるのが「バッシング」、リセットはお客さんが帰った後に、テーブルをキレイに戻し、再び迎え入れることができる状態にすることを指します。
店内外やレジ・カウンター周りの清掃、整理整頓などを指します。あまり、「クリンリネスやってください!」とは言われませんが、内部の業務文書などでは「クリンリネスの徹底」というように使われることがあります。要は、キレイにすることです。
フェイスアップとは、棚の前面に並ぶ商品を見やすく、手に取りやすく整理することを指します。棚から前面の商品がなくなり、奥にある商品を手前に出す「前出し」を含む場合もあります。フェイスアップも前出しも、同時に行うことが多いです。
先に仕入れたものを先に売ったり、陳列したりすることを指します。例えば、生活で、先に買った卵は先に使い、後に買った卵は後に使うのと同じです。コンビニに限らず、あらゆる業界で先入れ先出しは行われています。
懐石料理と会席料理は、読み方が同じなため、よく混同されます。懐石料理は、茶を楽しむための料理です。食事中にお酒を飲むこともありますが、根本的にはお茶を楽しむことが目的です。会席料理は、宴席でだされる料理で、懐石とは異なり、お酒を楽しむための料理です。
調理師試験を受験するとき、2年間の実務経験が必須になります。これは、アルバイトやパートとして勤務していてもOKですが、その場合は、原則的に「週 4 日以上・ 1 日 6 時間以上」の勤務が必要となります。
※内容は執筆時点のものですので、受験前には公式の受験要綱を確認してください。
アラカルト(ア・ラ・カルト)とは、コース料理や定食とは異なり、メニューから好きな料理を一品ずつ注文する食事方法を指します。アラカルトの反対は、ターブル・ドートと言いますが、あまり聞きなじみがありませんね。